忍者ブログ
人間になればよかった...
[4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

東京に戻ってくる特急の窓に、娘の横顔が映っている。その奥には建物と空、ビルの合間をぬって見える巨大な雲を、目で追い続けて、茨城から東京までの1時間は、空ばかり見ていた。
雲は、最初から最後まで、つながっているように見えた。
PR
自分と対話する時は、せめて自分の胸の内だけでも、本当のことを隠さず考えておくようにする。
自分としては苦しかったけれど、ここ数日考えた事は無駄にならないと思えた。私もきっと不可解な一人の人間として、街を歩いていた筈なのだ。巨大な夢の奔流などは当然ない。小さな私が歩いていた。他の人はそれぞれ自分だけの道を歩いていた。奔流として生きる事なんか誰にも出来ない。私もその人達と何の違いがあるだろうか。

この作業の持続には、耐え難いものがある。もう辛い。

I駅、人間で出来た海、一足毎に波がたつよう。
これが全部、一人きりの群れとは。

暗い影、よけるように、
波を受けて、進む、巨大な夢。
どんなに滑稽で、結果が最悪でも、その時に賭けて言葉を伝えたとしたら、その日はそれで仕方がない。
本当の言葉が、どこかにあるというのは錯覚だ。
駄目な時は駄目な言葉がすべて、震える時は、震えが全てだ。他には、なにもない。本当の言葉、本当の意志、言えなかったこと、言いようのなかった事、そんな言葉なんか、何も信用できない。
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新記事
(02/27)
(02/26)
(02/25)
(02/24)
(02/23)
(02/22)
プロフィール
HN:
北海のあざらし
HP:
性別:
女性
ブログ内検索
カウンター
携帯用
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © 三本指日記 All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]