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人間になればよかった...
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体力をつけるため、最近は駅の長い階段を使っている。よく見ると、周りには階段派がかなりいて、実にさまざまな年齢の人が階段を使っている。相当長い階段でも、ほとんどの人は登り切った後も息を乱さず、すたすたと歩き出す。私は少しは息が切れているのだけど、肩で息をしないよう、なるべく息を浅くして後につく。なんでだろ。
白と茶色の無数のタイル踏みながら、大勢の人と長い長い通路を歩く。
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毎日を湯水のように使っている気がして、同じ窓の景色で朝と夜とを繰り返す暮らしを、少しずつ修正する。一日を24時間と思うようにしないで、睡眠時間と生活を維持する家事、の時間を差し引いて、自分の時計を作ることにした。いっそ真剣に、平凡に暮らす道を究めようと思い詰めている。
以前、外国人の水道修理屋さんが家に来て、「お手数かけました」の御礼が言いたくて「Thank you for your trouble.」を使った事があったのだけど、今日ストレッチの教室に英語に堪能な方が来ていたので、気になっていたあの言葉が適切だったか教えてもらった。うーんと、troubleか、それだと意味が逆さまになっちゃうかな。それなら普通に「Thank you for your help.」とか、「your good jop.」をつけるとか、あるいは「Thank you so much.」でいいんじゃない。との答えで、あーそうかと納得する。あの修理屋さんが嬉しそうな顔をしたのは、意味はともかく、御礼の気持は通じたということだったようだ。今度は間違えないで言えそうだ、と思う、広い東京であの陽気な人は何をしているだろう。水道管の方はあれからずっと快調に動いている。
朝から薄暗い。もう朝かと思う。でも現在の問題点が判ってきた。結局のところ、この辛さは、良い字を願う自分と実際の実力との乖離からくる。そうと判れば、ただ勉強するしか解決法はないということだ。状況は同じだけど、少し気持が軽くなった。
今日は相棒が仕事に使うHDを買いに行くというので、東京一の電気街A駅へついていく。去年の六月に起きた、17人が死傷した連続殺傷事件の現場を始めて見た。あまりにも普通の場所だった。路上を沢山の車が行き交っていた。寒い日陰になっていて、その前を通る人は誰もいなかった。メディアで伝えられた加藤という犯人の孤独の物語は、新聞テレビでは隅々まで判った気がしたのに、目で現場を見ると、共感の余地はないという気がはじめてした。
それなりに、暮らしは、うまくやっている。とにかく、人にすがるのを止める。こういう暮らしを送りたかったかどうか、自分で考えないと。
みんなは、みんなの思惑で生きている。だから、自分で考えないと。
雨と風の音を聞きながら、布団をかぶって、夜どおし考えた。字を書くことが出来なかったら、ろくな人生を送っていなかったと思う。故郷の二階の部屋で、なんにもわからず、窓の外を見て、一生送ってしまったと思うのだ。
続けていれば、良い日もあると思う。今は一歩ずつやろう。
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