今週末は予定があったので、茨城には行かずに自宅で朝寝坊。怖い夢がどこまでも延々と続いて、追いかける内に随分長く眠っていたらしい。必死に走り続けて、行き止まりの金網に両手をかけて、そこで目が開いた。空腹を我慢して漫画を読んでいた娘が、嬉しそうにママがやっと起きたよ、と言った。伸ばした手には枕のカバーが握られていた。
半ば眠る目で焼きお握りを作りながら、この日常の当たり前な感覚を、窓外の晴天に重ね合わせてみる。なんてことはない、私は私の身体を守るためだけに存在しているらしいのだった。それ以外の用事は、おそらくは存在しないのだろう。本当すぎる事はだから、考えるには及ばない判りきった事なのだ。その用事を自分自身と呼ぶには、あまりに不気味すぎ、無目的すぎるのだから。
半ば眠る目で焼きお握りを作りながら、この日常の当たり前な感覚を、窓外の晴天に重ね合わせてみる。なんてことはない、私は私の身体を守るためだけに存在しているらしいのだった。それ以外の用事は、おそらくは存在しないのだろう。本当すぎる事はだから、考えるには及ばない判りきった事なのだ。その用事を自分自身と呼ぶには、あまりに不気味すぎ、無目的すぎるのだから。
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