朝、H町駅の親しい友人から電話がくる。彼女は日によって子供にもなり、大人にもなる。声を聞いて今日は子供のようだなと思う。そんな風に鎧を作らなければ生きられなかった暮らしは、辛かっただろう。似ていない自分達でも、友人になることは出来たのだから、なにも問題はないのだ。この先も友人のままで、出来ることをすればいいだけなのだ。私は彼女と全く違うからこそ、支援が出来るのだから。
家に戻って、乾いたパンをひとかけら、なんとなく口に入れて、地球温暖化に関してのドラマをぼーっと見る。2075年設定のその日常は最悪だった。制御できない大きな流れに、制御こそ出来るがあまりに小さすぎる自分の身を思わずにいられない。
家に戻って、乾いたパンをひとかけら、なんとなく口に入れて、地球温暖化に関してのドラマをぼーっと見る。2075年設定のその日常は最悪だった。制御できない大きな流れに、制御こそ出来るがあまりに小さすぎる自分の身を思わずにいられない。
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