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人間になればよかった...
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煙草とコーヒー、お話しの毒を取り込んで、自分が巨大な毒キノコになった気持がする。朝昼夜つながっている。こんな状況の中でも、家事、バレエ、茨城行き、生活のパターンは何も変えていない。だから、とても疲れている。このキノコは食べるとまずそうだ。
死と恨みの世界は、スイッチが入ると、急に我慢できないほど怖くなる。自分の作品に本気で怖がれたら立派なものだと思う。自分はまだ体調が悪いだけで、うまいアイデアを見つけていない。相棒と話して、月末までには仕上げる約束になった。顔色は曇り、肌が乾燥してガサガサになってきた。
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書き仕事はこつこつ進む。楽しいけれど、お腹が痛い。お腹の中に何かいる。夕方から相棒と娘が外出してくれたので、部屋全部の電気を消して、煙草とコーヒーを交互に口にしながら、怖ろしい時間のことを考えた。途中、宅急便の人が荷物を届けに来たけれど、変な家に思われなかったか心配だ。
一つの黒い点が増殖している。ああ厭だと思うけれど、それが自分だ。生きているという状態は混沌としているかも知れないが、方向は一線を結んでいる筈だ。
相棒と娘は、レイトン教授の映画を観に行ったらしい。鯛焼きを土産に買ってきてくれた。
〆切日だけど、原稿は出来上がっていない。真っ白だ。驚く程に、進んでいない。明日の夕方から相棒に娘を預かってもらうことにした。二人が留守の間に、少しでも書き進めないといけない。とにかく、なるようにしかならない。面白いと思う方向に、体を投げ出すことだ。指がつかえて、すぐに止まってしまう。気が変になりそうだ。
ひどい寝不足で、ストレッチ教室も掃除も洗濯もやめて、朝から夜まで眠っていた。耳の奥が海岸の灯台下にいるみたいにぼーっと鳴っていた。よせては返す波のように、意識が浮かんでいる。眠っている時に、てきぱき働く夢をみているのがおかしい。
夢の海では、ホタテやウニが落ちていた。かごに入れて、これで今晩のおかずは買いに行かなくても何とか……、と思っていたら目が覚めた。
覚めてから、ああ〆切日、明日だと思う。
100の日、掃除の時間、雪だるま式に増えていく。本気でかかっていかないと、解決には向かわないのだった。自分がお客さんだったら、と思って棚を眺めると、結構汚いゴミなどが細かくついている。ムキになってこすっていると、後ろから来た店長が、棚が白くなったね、と言った。振り向くと、また籠の中の鳥を見るような不思議な目で見られていた。
色々と細かく気になるところがある。例えば、缶コーヒーを温める機械にはムラがあって、生ぬるい時がある。レジ横に置いてある雑巾が灰色っぽくて、白に変えたら清潔な印象になるかも知れない。でもそれは、自分の立場では言えないことだ。
今月は、相手に合わせた速さでレジを打つやり方にも挑戦している。
I駅のホームを、人がいっぱい歩いている。娘と手を繋いで家路へ向かう。寂しい、冷たい夕焼けではなくて、オレンジの明るい光りだった。皆の頭を上から、ななめに照らしていた。でもこれは自分の夢だ、と思った。影が前の人の背中に重なり合っていた。
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