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人間になればよかった...
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夕方『都市霊伝説・心霊工場』の試写会に行った。控え室にお邪魔すると、工場で次々と殺されていた男女の皆さんが、隣合って談笑していた。編集済みの状態しか見ていない自分は、殺人鬼と心霊が二人並んでダンスについて話しているのを見て、遠近感狂うなあ、と思った。10歳の娘は学校の自由帳に、何人かの方に頼んでサインをもらっていた。
とにかく、試写というものは心臓に悪い。気絶しそうになる。雨のふりしきる中、試写会は無事に済んで、これで出産、されたわけだった。相棒もスタッフさんも苦労の多い作品だったから、これから沢山の方に観ていただけるといいなと思う。
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茨城の庭に雪降る。娘と親戚の女の子が、2人がかりで雪だるまを作った。たった一時間の命で溶けたとしても、幸福そうな顔をしていた。
土曜日、茨城。粉雪が舞う日。バンクーバー五輪の開会式を観た。身体の大き過ぎる蛇のようで、頭から尻尾まで見届けるだけで大変なものだった。娘は眠りだし、義母は新聞を読み出した。会場の方も最後には何となく疲れた顔になっていた。選手の記録に影響しないだろうか。
ずっと昔、専門学校を卒業してすぐVシネマの製作助手をしたことがあり、その時のプロデューサーだった方が、がんで亡くなった。下っ端の私は殆ど接点がなかったけれど、鮮やかな若白髪と、俳優のような顔だちが印象的だった。
その現場は予算が無くて、海外のシーンの撮影で実際のアメリカにいけなかった。都内のプールに外国人タレントを数人呼んで撮影していたが、ふと気がつくと、その方が水着姿で寝そべっているのが見えた。背が高くて色白だったから、外国人に化けることになったのだろう。無茶だと自分も思ったが、その方は真黒いサングラスをかけ、隅っこのベンチに何食わぬ顔で寝そべっていた。完成した映画を観ると、日本人とすぐに判る不思議な人が、一人だけ画の中に交じっていた。無数のお仕事のうちの、小さな欠け片のようなお元気なお姿だ。どうか安らかに眠って下さい。
祝日、昼に娘と本気の喧嘩をした。部屋に洋服を脱ぎ散らかしている娘に、注意をしたら「片付けるのは、おかあさんの仕事でしょ」と平然と言った。そんなことを言うと、お前が大人になってお母さんになる時、自分の子に同じことを言われるよ、と言いながら、泣くほど悔しくなってしまった。何がこんなに悔しいのか自分でも訳が判らないほど、本気で腹が立ってしまって、30分間くらい娘を遠ざけて、台所で頭が冷えるまでじーっと座っていた。
後で考えると、子どもの時は母親に向かって、同じ口をきいたことがあったかも知れない。
ローソン社員のSさんから連絡があり、月曜に加えて水曜も働かせてもらえることになった。今月の24日からの出勤で、ちょうどこの日記が終わった後、入れ替わりで始まる計算になる。また新しい生活になっていく予感がある。もしかしたら、自分の運命のようなものであるかも知れない。
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