いとこのMちゃんが受験に合格したと連絡をもらう。彼女は家でまた泣いてしまっただろうか。やったねと思い、受話器を置いてニヤリとした。新生活の準備は年が明けてから始めるという。送り出す叔母さんの声は、若干不安そうだった。
今日は火曜。習慣となりかけているストレッチ教室へ。こつこつと訓練を続けていると、微差が励みになる。頭脳の方は成果が見えにくいけれど、身体は本当に粘土をこねるように造っていくものだ。近道はないらしい。肯定の声はか細い。否定の言葉には終わりがないから、無限の後退になってしまう。
ここにいるこの小さな場所を絶対に分析してはいけない。解らない曖昧な場所に意図的に留まり続ける事。
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