今日も夏らしい晴天。市の図書館に行ってきた。祖母はアイヌ人と和人の混血だったらしく、ふと気になって民族資料のコーナーを覗いてみる。祖母は写真や手紙等、アイヌに関係した物品は自分の手で全部燃やしてしまい、誰にも口外せずに死んでしまった。心中どんな思いだったか、考えてみても全く判らない。クォーターである父ですら、その事実を知ったのは40歳過ぎてからだ。
父と母に言わせると、あんな気持悪い奴らは外にいない、体中毛むくじゃらだよ、という話だ。私はロマンチックな気分すら抱いていたのだが、現存する資料を開いて考えが変わった。女性は口裂け女のような入れ墨を顔に施し、男性達は背が小さく、どぎつい文様の鉢巻を巻いて立っている。なんという文化だろう。大好きなお婆ちゃんの顔立ちに似た人たち。興味を持ったので少しずつ出来る範囲で調べてみようかと思う。『アイヌ神謡集』(知里幸恵・著訳)を選んで借りた。
夜、父母と娘とでジンギスカンを囲む。茹でたジャガイモも食べる。お魚はマスだ。食後に本を開き、おっかなびっくり読み進める。
父と母に言わせると、あんな気持悪い奴らは外にいない、体中毛むくじゃらだよ、という話だ。私はロマンチックな気分すら抱いていたのだが、現存する資料を開いて考えが変わった。女性は口裂け女のような入れ墨を顔に施し、男性達は背が小さく、どぎつい文様の鉢巻を巻いて立っている。なんという文化だろう。大好きなお婆ちゃんの顔立ちに似た人たち。興味を持ったので少しずつ出来る範囲で調べてみようかと思う。『アイヌ神謡集』(知里幸恵・著訳)を選んで借りた。
夜、父母と娘とでジンギスカンを囲む。茹でたジャガイモも食べる。お魚はマスだ。食後に本を開き、おっかなびっくり読み進める。
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