朝、皆で庭掃除。枯れた草の上に真白の霜が下りている。義母は先に作業していて、気持のいい炎が上がっている。娘とチームになって、葉のつもった場所を探してはかき集める。栗も、紅葉も、茶色く枯れている。枯れ葉が貴重なお宝のようで、あそこの下が多い、などと娘の報告を受けては、熊手を背負ってホイホイ走った。
この土地では「火燃し(ひもし)」の景色はありふれていて、どこでも庭で火を使っているのを見る。北海道の冬は風の勢いが強く、たき火にふさわしい日は皆無だった。茨城の冬は風のない日が多い。とても静かな気持になるのは、風のせいかと思う。
さつま芋を灰に埋めて1時間ほど待つと、黄金色に焼けていた。こたつに入ってお茶を飲みながら、焼き芋を分けあって食べた。冬休みのクライマックスが終わったなあ、という気がした。夕方、東京の自宅に戻る。
この土地では「火燃し(ひもし)」の景色はありふれていて、どこでも庭で火を使っているのを見る。北海道の冬は風の勢いが強く、たき火にふさわしい日は皆無だった。茨城の冬は風のない日が多い。とても静かな気持になるのは、風のせいかと思う。
さつま芋を灰に埋めて1時間ほど待つと、黄金色に焼けていた。こたつに入ってお茶を飲みながら、焼き芋を分けあって食べた。冬休みのクライマックスが終わったなあ、という気がした。夕方、東京の自宅に戻る。
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