今日は一日中自宅。相棒は仕事上、相当量の本を購入するのだけど、足下に平積みされた不要品が崖山のように崩れ始まったので、夫婦で半日がかりで掃除した。
私は括る作業が苦手で紐がゆるくなってしまう。本の束を下げて捨てに行くと、手のひらが痛かった。ゴミ集積所に出してごめんなあと思う。一生読む気のしない本というのは、一生関わる事のない誰かの存在の証でもある。互いの無関心の不思議を思わずにはいられない。
夕食の買い物をしに、靴を履いて外に出ると、見知らぬおじさんが、何食わぬ顔で本の束を次々にほどいていた。
PR