今年最後のバレエを習いにI駅へ行く。普段と同じ手順で繰り返しこつこつ練習する。続けているうちに、筋力が少しずつついてきた。ストレッチ教室のB先生は、最低10年はやらないとバレエは判りません、と言っていたっけ。そうすると、あとたった6年こつこつするだけで、バレエの欠片が判るようになるかも知れない。むしろ希望だ。短い、短い。
駅のホームを歩きながら、自分の身体の地下で流れている水脈を意識する。表面の上下する感情の波には関係ない固有の音。水が、とくとくいっている。
夕刻、おぬまさんと年賀状を作る。印刷を無事に済ませて、オレンジ色の看板に様変わりした郵便局へ出しに行く。年末の人の動きは慌ただしい。集められた葉書が、ごとん、ごとんとポストの底に落ちている。
駅のホームを歩きながら、自分の身体の地下で流れている水脈を意識する。表面の上下する感情の波には関係ない固有の音。水が、とくとくいっている。
夕刻、おぬまさんと年賀状を作る。印刷を無事に済ませて、オレンジ色の看板に様変わりした郵便局へ出しに行く。年末の人の動きは慌ただしい。集められた葉書が、ごとん、ごとんとポストの底に落ちている。
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