今日は東京にいる。土曜日だけど娘の授業があったからだ。久しぶりの週末気分で、のんびりと身支度して小学校へ向かう。保護者の方が随分沢山来ていて、玄関の辺りで靴を履き替えていた。
教室の隅には生きた蚕がいて、桑の葉を食べている。娘を探すと、似たような子どもたちが、頭をぐらぐらと動かして先生の話を聞いている。鉛筆を落としたり横を向いたりしている。ようやく娘の頭を発見した瞬間、輪郭が急にくっきりとして、普段の娘の姿にしか見えなくなった。色眼鏡を外せば、娘も他の子と同じなんだなと思う。最近は娘のふるまいに「もう三年生なんだから、ちゃんとしなさい」という小言が増えていたのだけど、まだまだ子供で当たり前だったらしく、これからは怒る回数を少し減らそう、と思う。
担任の先生は、ぶらぶら手ぶらといった感じで、自然体で授業をされていた。
教室の隅には生きた蚕がいて、桑の葉を食べている。娘を探すと、似たような子どもたちが、頭をぐらぐらと動かして先生の話を聞いている。鉛筆を落としたり横を向いたりしている。ようやく娘の頭を発見した瞬間、輪郭が急にくっきりとして、普段の娘の姿にしか見えなくなった。色眼鏡を外せば、娘も他の子と同じなんだなと思う。最近は娘のふるまいに「もう三年生なんだから、ちゃんとしなさい」という小言が増えていたのだけど、まだまだ子供で当たり前だったらしく、これからは怒る回数を少し減らそう、と思う。
担任の先生は、ぶらぶら手ぶらといった感じで、自然体で授業をされていた。
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