親しい友人から自宅に電話が来る。携帯に連絡しても返事がなくて、と言う。こっちも心配していたから、心からほっとする。神仏への祈りが通じたらしく、彼女は無事だった。今日会いに行く事になり、電車を乗り継いで彼女の住むH町へ向かった。
外は大雨で、信号を待っているとズボンが斜めに濡れる。靴下の中まで濡れてしまった。待ち合わせ場所に先に着いてしまって、一人でコーヒーを飲む。携帯を時計代わりにしていたので、何時になったか判らない。四つ持っていた時計は全て電池切れかベルトが千切れるかして使えなくなっていた。時間が全く判らないまま、勘で時間を計る。お日様の高さで暮らせたら、どんなに気が楽かと思う。
現れた彼女は元気そうだった。この調子ならそれほど心配いらないだろう。彼女は自分を生き返らせる旅を順調に進んでいた。もう以前の彼女はここに存在していない。私達の不思議な関係は終わっていって、これから徐々に、元々あった友人関係に戻っていくことになるだろう。別れて帰る頃にはズボンは乾いていた。
家に着いて、どっと寝不足の疲れがくる。テレビをつけるなり、座り込んで眠る。安倍総理の辞職を聞く。半分眠りかけた目があいた。総理の目つきは廃人のようだった。内情は周囲の人だけが知っていたのだろう。恐らく本当に限界だったのだ。これから挽回してくれる方だと思っていたので、個人的には残念だ。
外は大雨で、信号を待っているとズボンが斜めに濡れる。靴下の中まで濡れてしまった。待ち合わせ場所に先に着いてしまって、一人でコーヒーを飲む。携帯を時計代わりにしていたので、何時になったか判らない。四つ持っていた時計は全て電池切れかベルトが千切れるかして使えなくなっていた。時間が全く判らないまま、勘で時間を計る。お日様の高さで暮らせたら、どんなに気が楽かと思う。
現れた彼女は元気そうだった。この調子ならそれほど心配いらないだろう。彼女は自分を生き返らせる旅を順調に進んでいた。もう以前の彼女はここに存在していない。私達の不思議な関係は終わっていって、これから徐々に、元々あった友人関係に戻っていくことになるだろう。別れて帰る頃にはズボンは乾いていた。
家に着いて、どっと寝不足の疲れがくる。テレビをつけるなり、座り込んで眠る。安倍総理の辞職を聞く。半分眠りかけた目があいた。総理の目つきは廃人のようだった。内情は周囲の人だけが知っていたのだろう。恐らく本当に限界だったのだ。これから挽回してくれる方だと思っていたので、個人的には残念だ。
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