特急電車34分遅れで、凍り付く風に吹きさらされながら、ホームで足踏みしながら義母と娘とで雑談した。冷え性の義母にとって、さぞ辛い時間だったことだろう。毎回やっている車体の色あては、今日は黄色で、娘が2週連続で当ててしまった。義母は自分のことのように手をたたいて喜んだ。
これを書き上げなかったら死のう、と心に言い聞かせて、一晩かけて書いた脚本はとうとう数シーン書き上がらず、また東京に持ち帰ってしまった。だから本来なら、生きて自宅に戻ってはいけないのだけど、相棒は、そうかまだか、と言ったきり、10日にプロデューサーと会うから、それまでは、と言ってくれた。今夜も、また再開しようと思っているのだけど、今深夜で書いている部屋が、あんまり寒いので、義母を思い出したのである。
これを書き上げなかったら死のう、と心に言い聞かせて、一晩かけて書いた脚本はとうとう数シーン書き上がらず、また東京に持ち帰ってしまった。だから本来なら、生きて自宅に戻ってはいけないのだけど、相棒は、そうかまだか、と言ったきり、10日にプロデューサーと会うから、それまでは、と言ってくれた。今夜も、また再開しようと思っているのだけど、今深夜で書いている部屋が、あんまり寒いので、義母を思い出したのである。
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