月曜、薄曇りのスタート。自宅で掃除洗濯をして過ごす。部屋の窓から見える木々の葉は、どんどん濃い深緑になってきた。生活は秩序が出来てきて、最小限の意志が育ってきた。それは自分自身の面倒を見るのに過不足ない量の意志で、三十を過ぎて言うことではないと思うが、ようやく自分をコントロールする努力が始まったのだと思う。予期しない感情に振り回されて、二次災害のように苦しみを生みだしていた以前の心は、声が四六時中騒がしくて、人生の沢山の時間をそれをなだめる為に使ってしまった。自分がしていた無駄な動き、取り越し苦労が判ってきたせいか、別のことに時間を使わなければ甲斐がないという風に最近は思うようになっている。
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