相棒に夕方から娘を預かって貰って仕事をした。仕事はまだ火がとろ火で、中身が燃え上がるまで進んでいない。周囲に人がいると書けない夕鶴タイプなので、相棒の助けが本当にありがたい。二人は映画に行ってくるといって、手を振って出かけていった。誰もいなくなった部屋で、閉めきった部屋で一人、機織りみたいに字を書いていく。まだ判らない空白が沢山ある。
昔は恥ずかしい話だけど、食べて、吐いて、高温の風呂に入って、寝て、書いて、食べて、吐いて、というサイクルを延々繰り返して書き物をしていた。だから仕事をしたら物凄く痩せた。良い書き物があがる訳ではなく、ただ自分の弱さからそうやっていたのだが、今は家族もあり、性格も多少は変化したので、そういう自虐的なやり方はなくなった。ただ自分は書くことにすがってここまで来た人間で、思い返してもあの当時はそれで仕方がなかったように感じている。今はもっと違う世界の見方で、もう少しまともな動機から字を綴りたいと願っている。今日は楽なペースで進める事が出来て、ほっとした。
昔は恥ずかしい話だけど、食べて、吐いて、高温の風呂に入って、寝て、書いて、食べて、吐いて、というサイクルを延々繰り返して書き物をしていた。だから仕事をしたら物凄く痩せた。良い書き物があがる訳ではなく、ただ自分の弱さからそうやっていたのだが、今は家族もあり、性格も多少は変化したので、そういう自虐的なやり方はなくなった。ただ自分は書くことにすがってここまで来た人間で、思い返してもあの当時はそれで仕方がなかったように感じている。今はもっと違う世界の見方で、もう少しまともな動機から字を綴りたいと願っている。今日は楽なペースで進める事が出来て、ほっとした。
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