見事な秋晴れの日。朝、義父のお墓参りに行く。何台もの車がお墓の敷地に停まっていた。枯れた花を取り払って、生命に満ちた新しい花束を活けた。家に帰ってから、色づく手前の柿が鈴なりにぶら下がった木に、鳥よけの網をかけた。毎年食べ頃になるとカラスがつつきに来る。ぐみも、さくらんぼも、その季節毎に食べられている。
東京の自宅に帰って、書き物の仕事をする。相棒に脚本の手直しを頼まれて、昨日から取りかかっている。こんな良い天気の日に、何人殺すか、殺され方はどうするかを考えている。娘と中華屋さんでラーメンを食べて、夕食を作る手間を省かせてもらった。手をつないで月の夜道を帰ると、関連性を持たない目に見える現象が、自分の心だけが繋いでいる事を思う。こんなでたらめな繋ぎ方をする、心の在りようとは何だろう。
東京の自宅に帰って、書き物の仕事をする。相棒に脚本の手直しを頼まれて、昨日から取りかかっている。こんな良い天気の日に、何人殺すか、殺され方はどうするかを考えている。娘と中華屋さんでラーメンを食べて、夕食を作る手間を省かせてもらった。手をつないで月の夜道を帰ると、関連性を持たない目に見える現象が、自分の心だけが繋いでいる事を思う。こんなでたらめな繋ぎ方をする、心の在りようとは何だろう。
PR