衝撃の一夜が静かに明けて、娘は今日も小学校に走っていった。家で茶碗など片付けながら、出来る事をやる、それでも駄目なら娘に運がなかった、と思うことにした。傍から見るとあり得ないような現実でも、対応していくより他はない。現実はとにかくこんなことばかりだ。娘に関しては、学校の話をこまめに聞き出す、自宅でも勉強のフォローをする、先生や他の保護者との連携を図るといった、小さな事からやっていこうと誓った。あとは知らない。転び方が良かろうと悪かろうと、皆好きな方向に転がっていくだろう。だからといって、何一つ出来ることが残っていない、という事態もまた稀だ。
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