忍者ブログ
人間になればよかった...
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昼から小学校の体育館で、学年PTA主催の親子お遊び会があった。巨大なカルタを子どもと二人一組になって、取り合うゲームに参加した。娘と組むのかなと思ったら、様々な子とその都度組み合った。知らない人である私は、初めての子どもと組む時に名前を聞いて、よろしくねと挨拶した。子どもは、男の子も、女の子も、ちゃんと名前を名乗ってくれて、カルタがとれた時は一緒に喜び、取れなかった時は本気でがっかりした。子どもの背中を触ると、湯気が出るほどに温かった。いい子が多いな、と思った。全3クラスのうち、2クラスは、授業の時に騒ぐことが問題になっていた。どうしてだろう、こんなにいい子達なのに、と解せない気持になった。
PR
いつもなら、ストレッチ教室で運動する内に体調が回復するのだけど、今日は違っていた。あ、貧血だと思って見回すと、天井の電気が暗くなった。周りの人の談笑が大きな声に思われて、意味が掴めなくなった。時間が経って、家に着くと、昨日試写を終えた相棒は、布団で眠っていた。娘のような顔をしていた。娘のようなといっても、本家はこちらの方だけど、その時はそう思った。家族がいてくれて良かった、と心から考えた。目を閉じても、自分の作り出した意味の繋がらない映像が、残酷さと、凶暴さを帯びて、いくらでも形を変えて現れ、これが自分自身の正体なら、やりきれないことだった。
夜、近所のスーパーに買い物に出た。真暗な空に街灯の光がにじんでいる。かすかに雪が降っていた。車は無数に通り、人は傘をさして歩いていた。
夕方『都市霊伝説・心霊工場』の試写会に行った。控え室にお邪魔すると、工場で次々と殺されていた男女の皆さんが、隣合って談笑していた。編集済みの状態しか見ていない自分は、殺人鬼と心霊が二人並んでダンスについて話しているのを見て、遠近感狂うなあ、と思った。10歳の娘は学校の自由帳に、何人かの方に頼んでサインをもらっていた。
とにかく、試写というものは心臓に悪い。気絶しそうになる。雨のふりしきる中、試写会は無事に済んで、これで出産、されたわけだった。相棒もスタッフさんも苦労の多い作品だったから、これから沢山の方に観ていただけるといいなと思う。
茨城の庭に雪降る。娘と親戚の女の子が、2人がかりで雪だるまを作った。たった一時間の命で溶けたとしても、幸福そうな顔をしていた。
土曜日、茨城。粉雪が舞う日。バンクーバー五輪の開会式を観た。身体の大き過ぎる蛇のようで、頭から尻尾まで見届けるだけで大変なものだった。娘は眠りだし、義母は新聞を読み出した。会場の方も最後には何となく疲れた顔になっていた。選手の記録に影響しないだろうか。
祝日、昼に娘と本気の喧嘩をした。部屋に洋服を脱ぎ散らかしている娘に、注意をしたら「片付けるのは、おかあさんの仕事でしょ」と平然と言った。そんなことを言うと、お前が大人になってお母さんになる時、自分の子に同じことを言われるよ、と言いながら、泣くほど悔しくなってしまった。何がこんなに悔しいのか自分でも訳が判らないほど、本気で腹が立ってしまって、30分間くらい娘を遠ざけて、台所で頭が冷えるまでじーっと座っていた。
後で考えると、子どもの時は母親に向かって、同じ口をきいたことがあったかも知れない。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新記事
(02/27)
(02/26)
(02/25)
(02/24)
(02/23)
(02/22)
プロフィール
HN:
北海のあざらし
HP:
性別:
女性
ブログ内検索
カウンター
携帯用
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ゆきぱんだ
Copyright © 三本指日記 All Rights Reserved
忍者ブログ / [PR]