家族3人で外出。G駅の映画館で『落下の王国』(監督・ターセム)を観た。数ヶ月前から机上の壁にチラシを貼り付けて、映画を観られる日を楽しみにしていたので、今日は嬉しかった。落下、というキーワードで世界を語る視点も、つくり話で現実と夢が平行する物語のあらすじも、とても気に入っていた。実際本編を観ると、頭の中で準備体操をやりすぎた感じで、物語をよく見なければと思いつつも、私には美しさだけで充分過ぎた。ターセム監督は私財を投入し、CGを極力使わず、世界24ヶ国のロケーションで四年の手間をかけて撮影したそうだ。地球上に美しい光景がこんなにあるのかと、受け止めきれない程の映像美だった。
家に帰って、チラシはこのままずっと貼っておくことにした。
家に帰って、チラシはこのままずっと貼っておくことにした。
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