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人間になればよかった...
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いつもなら相棒に協力してもらい、一人で作業する時間を捻出するのだけど、驚いた事に今日は祝日で、娘はずっと家にいてこっちを見上げている。娘は私の家事を手伝ってくれて、じゃましてごめんね、と何度となく言う。娘が親の顔色見ている。隠した心を読んだのだ。環境が整わないというのは言い訳で、集中力の問題なのだった。言い訳はなし。今夜がんばろう。
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お母さん友達のYさんが、甘い葡萄を一房持って家を訪ねてくれた。知り合いに農家の方がいるという。今日は家に籠もっていたから、友達と話すのが純粋に喜びだった。気兼ねのない会話をして心和んだ。夜、娘がクラスの人間関係で少し悩んでいることを布団の中で知る。娘は頑張れるだろうか。親が介入した方がいいのだろうか。話したらちょっとすっきりした、と言う。ぽんぽんと背中を叩くと、すやすやと眠った。
カレンダーを見ると仕事の〆切まであと4日、いつの間にか背後に鎌が迫っていた。随分時間はあった筈なのに、みんな綺麗に蒸発してしまった。
自宅に戻って、少しずつ始める。仕事中は頭のあんこが飛び散って、掃除が大変だから、日記は、しばらく短文にしようと思う。
土曜日、茨城。台風はいなくなっていた。雨なら書き仕事を進める予定だったが、晴れて輝く太陽の下、今日は溜まっていた茨城仕事を一気に片付けることにした。草刈り1時間かけて、縦横無尽に緑の奴らをぶっ飛ばした。栗の皮むき1時間、スーパーとホームセンターに頼まれた買物。お彼岸のお墓参り。細々とした用事たくさん。いろいろとやった中で、やはり草刈りが一番好きだ。馬鹿騒ぎみたいにエンジンは震えるし、砂ぼこりがたって威勢がいいし、自分の性にあっている。特に、新しく替え刃をした直後、切れ味最高になる瞬間が、たまらない。
夜中に、北海道の母から故郷のお魚が宅急便で届く。義母と娘と三人で発泡スチロールをあけて歓声をあげる。秋刀魚だった。刀みたいに光っているのに、意外に優しい顔付きをしていた。
茨城、金曜日。B先生宅への通り道に、大きな枇杷の実らしきものが青葉の間から顔を覗かせている。その見知らぬお宅には、食べられる植物が庭に沢山植えてあるらしく、わたしはいつの季節にも、なにかしら実を見てはじりじりする、というサイクルを繰り返している。枇杷らしき実はいつ頃食べ頃か判らないが、まだ固そうだ。しかもこの見知らぬ主は、実の収穫をしている気配がなく、それがますます、胸の中のじりじりを増すのだった。
そういえば、B先生の教室に通いだしたのは去年のこの時期ではなかったか。初回が9月25日。同じ立ち位置から枝を見上げて、石でも当てようかと考えたのを思い出した。
バレエの稽古をしてから帰宅。夜間撮影で意識朦朧としている相棒の介抱をした。夕方、二週間ぶりの茨城へ出発。
踊りの木曜日。朝に身支度をしていたら、徹夜帰りの相棒が帰ってきた。家で寝られるのは2時間だけですぐ出発するという。今夜も夜通し撮影だそうで、聞いていて体が心配になる。台風の影響もあるだろうし、最も良い予定表を組んで現場は動いているのだとは思うが、スタッフの方も含め、最後まで無事に済んで欲しいと祈るばかりだ。
家を出てI駅へ向かう。何かをするというのは、人を思うだとか、仕事をするだとか、結局その時間だけの事ではなくて、一人でいる時に頭の中で考え続ける時間を含めて、何かをしているに違いなく、それは寝ている時、意識しない時にも作用している脅迫的な声なのだが、書き仕事の分野では、この脅迫の有る無しで出来が違ってくるように思うのだった。だけどバレエを始めて、一人でいる時にはうっかり踊ってしまう、という怖ろしい時間帯が出来てしまった気がする。
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