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人間になればよかった...
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数着しかない真面目な服を着る。今日は個人面談の日で、先生は、心配ないです、を繰り返した。娘は楽しく過ごしていたようだ。自分のことでかまけている私だが、色んな人に助けてもらっている。
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仕事が無事に終わった、クラッカーを鳴らしたい位うれしい。最近自信がなかったので、納得いく仕事が出来てよかった。ちょっとずつ、自分の壁を取り払っていこう。
夜、家族でラーメンを食べに行った時、異様に大きな月を見た。
今夜は書き物の仕事、あらすじを原稿に書いて、明日までに終わればいい訳だけど、何時だろ、もう深夜だ。慣れ親しんだ方法が役に立たない、忍耐の先には、なにもない。好きで悩んでいる。好きって何。何故、惹かれる。10分前には意識があった肉体も、書きあぐねる内、何も信じない場所に変わってしまう。もう好きが嫌いになっている。いいんじゃない。嫌いでも。それでも、明日もやる。
自分が同じ感慨を繰り返し生きている事に気付かされる。一年の内通り過ぎる感情の、実に実に同じ、34歳になって、34回毎の新しい生を生きているのかと思ったら、実際は10回の感慨も、生きていないのかも知れない。
日記の毎日更新は、どれだけ無残になっても自らの誓いのままに、酷い下降線を辿っていくが、毎日心に残る瞬間を見つけ出そうとしてみるも、以前とは違い、ただ一方通行の道を歩いている自分を感じるだけだ。行き止まりを発見出来たら、その方が大したものだと思う。このまま、行き止まれもせず、歩くだけの日記になる可能性の方がずっと高い。それでも続ける事で起きる変化を、あてもなく待っている。
夜に茨城。義母曰く、今日は一年間でもっとも月と地球が近付く日だとのこと。言われて見ると、夜の明るさが際だっている。薄青の光が故郷の雪の夜にとても似ていた。
私がもし茨城で産まれていたら、きっとゴッホの画のような黄土色が私の中に根づいたのはないだろうかと思う。それは稲の色である。東京に暮して15年は経ったけれど、灰色が東京の色だと思っている。それはビル群の上空の色である。私の心象のベースは、群青色である。それは四季を問わず冷たそうに揺れていた、北海道の海の色ではないかと思う。
最近娘に知恵がついてきて、頼もしく思う反面、巧みな嘘もつくようになったらしい。9歳にもなるのだから、ごまかしをやるのは自然な発達かも知れないが、親としては、嘘はみな見抜けるつもりでいた訳で、今日などはとても自然な芝居を見せて、ちょっとしたショックを味わった。いつか完璧に見抜けない嘘をつく日も、そう遠くない将来に可能になるに違いない。
娘がすうすう寝ている。額を触ると、寝言を言った。
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