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人間になればよかった...
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蝉が鳴いている、暑い秋。相棒と娘は昼過ぎまで眠り込んでいた。1人で起きて洗濯機の見張りをする。先日メーカーから通知が届いて、今使用している洗濯機がリコール対象となり、使い方を間違えると発火の怖れがあるのこと。冗談じゃないよ、とぼやきながら、景気よく回転するドラム部分を眺めた。買ってから5年間使っていたけれど、何も知らないで危ない橋も渡っていた訳だった。無償修理の連絡先に明日にも連絡しよう。毎回見張っている訳にはいかないのだし。
明日からまた忙しい。窓を開けると、濃い青空になりかかっている。
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家族3人で出かける為、今週末は東京に残る。電車を乗り継いで、母校の専門学校へ行き、全卒業生対象の同窓会に参加した。卒業生の総数は5875名、14年前に卒業した相棒と私の同期生は167名いる筈だから、1人位は来ていないかと思ったけれど、残念ながら知っている顔には遭わなかった。ホテルに移動して、お酒や料理を立食形式で食べ歩きながら、すれ違う方の顔を盗み見た。苦労人の顔が多かった。
母校は映画の専門学校で、再来年から日本初の映画大学になるのだそうだ。今日は230名近くが集合していた。会の最後に出席者全員で記念写真を撮った。ホテルの人が高い脚立に乗ってカメラを構えると、撮られる皆が下でやいやいと段取りを仕切り始めた。さすがに撮影に関してはうるさい校風だなと思った。巨大なボールのような集団の片隅に立って、自分達家族も1枚の写真に収まった。
B先生の教室は今日は他に誰も生徒さんがいなくて、2人でピアノ曲のCDを聴きながらレッスンをした。鏡に映っている姿が、背の高さの違う姉妹のようだった。出来の悪い妹の気持ちで、手足を懸命に伸ばした。ただこうしているだけで、ありがたいと思った。もっと早く習っていればとか、もし別の選択肢があったなら、という思いは、この稽古の音楽の静かさにとっては無意味だった。全部がこの線につながっているのだと、はっきりと感じられた。
明かりとりの窓から優しい光が下りていた。先生の影を踏んだり、自分の影を先生が踏んだりした。
沖縄旅行に行った時、なんで東京ではあんなに忙しかったんだろう、と思った。今日は案の定、次の作業を用意し続けて一日が経ってしまった。時計は実によく見上げていたのだ。だけど振り返ると、心に何も残っていない。眠たい眼で時計を見ると、もう朝になりかかっている。明日の準備をこれからしないといけない。
忙しく無駄なく時間を使えた今日だけど、これもある意味失敗した日だった気がする。
九月に入って急に肌寒い日が続いている。そういえば、隣クラスの担任の先生は、校長先生と少し会話が出来ている状態だそうだ。どの程度の怪我かは判らないが、きっと治って復帰されるだろう。事故の日は8月8日だったそうだ。これは下の弟が交通事故で死んだ日だった。私にとっては特別な記号の日で、それを聞いた時はぎくりとした。
B先生のストレッチ教室では、皆、生活が安定して豊かなので、海外旅行先で何十万も使った話や、高級ホテルの話が出て、お喋りしながらの稽古となる。穴のあいたタイツを買いかえようかな、と内心気がひけながら、それでも今日は良い報せが聞けたので、のびのびと思い切りストレッチした。
穏やかな日。
読まなければいけない脚本や資料が机に溜まっていて、もっと勉強しないと、と思う。
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