日記復活に伴って、家の片付けが全然出来なくなった。日記どうしようかと思って一日が経っていく。
文章の神様の懐に抱かれて、子供の頃から私は沢山の駄文を書き散らしてきた。喋ることよりも書く事の方がずっと好きだった。いつも言いそびれた事、判らなかった事、行き場のなかった気持を、文章に託して書いてきた。
呼吸のように、字を書く事で自分を楽にしていた。
数年前、あろうことか私はその文章の神様に唾して、妖怪人間の自分を心から格好悪いと思い、書く世界を疎ましいと思ってしまったのだ。
その罰として、神様は私から妄想を取り上げると、二度とここに来るなと厳しく言われた。
人前で無様な自分をさらすのが怖くなった。そういうことを直したいと思って今は書いている。また隠したところで、世間の方はとっくにお見通しなのだと悟ったのは、ごく最近の話だ。
日記を毎日続けてみたら、もっと適当に書ける様になるだろうか。少しずつ、いい加減に、続けていけたらと祈るような気持だ。
今日は池袋に娘と出かけて、おかずの代わりに鯛焼きを買った。
PR