土曜日、茨城。運動会やインフル騒動で3週間も来なかったから、義母は本当に嬉しそうで、栗ご飯とけんちん汁をたっぷり用意して待っていてくれた。留守にしている内に、私の心境には変化が起きて、というか、楽ちん虫が頭をもたげて、月に一度位の訪問にさせてもらおうかなあ、と思い始めた。それは端がない輪のような自問自答で、迷いながら七年続けてきたことでもあるし、よくよく考えて決めようと思う。留守中どうでしたと聞くと、なんにも大きな変化はないよ、と義母は笑って言った。自然だけが移行して、枯れ色になったさつまいもの葉や、赤く色づいた柿など、実りの秋といった庭の景色になっていた。久しぶりに草達と再会して、相談したいような気持で草刈りをした。
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