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人間になればよかった...
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原稿が、いろんなものを連れてくる。吸い込んでいるのか、吐き出しているのか、解らなくなる。人には解らなくても、自分の判断で、良い出来と悪い出来が、漠然と感じられる以上、自分にも上下の波があり、何かの方法である程度、精度をあげていけると、信じてみるしかない。
練習で、泣きたくなって、体育会系みたいに、字で泣いた。
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無理が祟ったらしい、何を食べてもお腹を壊すようになってしまった。喉の一部と、胃と腸と、みな繋がっている。痛い腹を押えてみるが、やる事が減るどころか増えるばかりで、途方に暮れてしまう。とにかくこの世は、黙っていたら判らない、黙っていたら、ないことにされて、終わるだけの話だ。いや、もうどれだけの「ないこと」が、周りを埋め尽くしているだろう。こんな陰気な感想は止そう。この世の冒険がどれだけ面白く、意義深いか、私は腹痛のせいで見失っているのだ。
N駅のファミレスで待ち合わせして、幼稚園の時友達になったSさんTさんと一年ぶりに会った。昼の数時間だけだったけど、気兼ねない親しい会話に話が弾んだ。帰ってから、ずっと原稿に向かっていた。二人と話した会話の断片を、白紙の中に盛り込んだ。
H町駅の友人からメール、違う街へ行くことになったという。会って事情を聞きたいが、向こうからの連絡を待つしかない。日中、何度となく携帯を見るが着信はなかった。不安がつのる。どうしていいか判らない。
夕方、相棒と仕事でビジュアル系バンドのライブを聴きに行った。歓楽街S駅の歌舞伎町、自分では来ることのない場所だった。香水と人肌の匂いで生暖かかった。十代から二十代の女の子達が、一糸乱れず頭をシェイクしていた。皆、目が見開かれ、気持良さそうな顔をしていた。
夜型生活の終わらないうちに、朝が律儀に交代をせまる。3時間の睡眠で、はいスタートです、と目覚ましが起こしてくれた。陽のあたる窓際にいたら、黄色に変化した木々の葉が、舞台の人工雪のように降っている。ランドセルを背負った娘の背中を黄色い葉とともに見送った。
今夜の書き仕事、しんどかった。少しずつ進んだ。
始まりは、誰に伝えても仕方が無い、出来損ないの気持、だけど、この仕事っていうのが、そういう性質のものではないのか、届くまで、全失敗の歴史なのだから。
同じ所をぐるぐる回ってる。今夜はもう休もう。休んだら、ましになるかも。
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